放射線治療医を目指す方へ

どの病院でもそうですが、まずサブスペシャリティである放射線治療の専門医を目指す前に放射線診断科と二足のわらじでの研修が必要です。昭和大学での研修では、1,2年目は診断科での研修時間の割合がかなり高いです。画像診断専門医になるわけでもないので無駄だなと思われるかもしれませんが、放射線治療をするにもやはり基礎的な画像診断力は必要ですし、自分の力で治療適応や緊急性を見極めるのには大切な修行だったと感じます。（あと、同じ放射線科なので他の科の先生から画像診断的な意見を求められることがよくあります笑）
もちろん、放射線治療を学ぶ環境は申し分ありません。頭の先から足の先まであらゆる疾患が集まるので経験すべきことはほぼ全て経験できますし、教授や先輩の先生方は常に優しく丁寧にご指導くださいます。
私は今大学院生ですが、研究テーマは当然事欠きませんし専門医研修とのバランスも考えて無理のないプログラムを組むことができます。
忙しくないと言えば噓になりますが、家で家族と一緒に普通に夕食を取ることができる日がほとんどですし、それぞれのスタッフが無理をしていないか、常に気を配ってもらっています。
放射線治療科というまだまだ未知の世界、ぜひ一緒に働いてみませんか？お待ちしています！